インペリアルとは皇帝という意味がありますが、これはインペリアルトパーズが唯一無二の
存在であり、とても高価で珍しい天然石という事を表しております。
インペリアルトパーズはシトリン
(正式には黄水晶・シトリントパーズという名称で販売される場合もありますが正式にはトパーズではありません。)
の約10倍以上の価格であるため、研磨業者は可能な限り目減りを少なくするように考えます。
その結果、一つひとつの形が画一的でなく異なったものとなり、ジュエリーも量産品ではなく
手造りが多くなります。これは手間のかかる工程となりますが、高価な素材であるがゆえの
魅力ともいえます。
また一般的にブルートパーズと称されて販売されている殆どものは、ほぼ無色なものに加熱処理など
でブルーにされた品となります。
こちらのインペリアルトパーズは、まさに天然のお色となり、通常のトパーズよりも輝きが美しく、
長時間光に当てても褐色しない特徴がございます。
レッド系やピンク系のトパーズは女性にも大変人気があり、価格が高く、滅多に出会えない
宝石になります。
但し、「ピンク」につきましても、「一般的なトパーズ」の場合、 ピンクはパビリオン部分に
コーティングを施したことによる色が殆どとなります。従って、ルーペで見るとパビリオン部分に
コーティング材やそれが剥がれた部分等を観察することができます。
一方、ピンクの「インペリアルトパーズ」にはそれが見られず、加熱の痕跡もございません。
ピンクを帯びたシェリーカラーのインペリアルトパーズ最上級クラスの色目と輝きは、
大変希少となり、専用にデザインされたプラチナ枠とも絶妙なマッチングで大変魅力的な
お品となります。